絵本とバイリンガル子育てのペリカン文庫

子育てを通して出会った絵本や英語の教材を紹介します。 バイリンガル教育のヒントにもどうぞ。

子どもへの目線

  子どもたちへの手紙 C.S.ルイス 夫と私はC.S.ルイスが好きだという話しを独身時代したことがあるのですが、私はナルニアシリーズが好きだったので彼をもっぱら児童文学作家ととらえていました。でも結婚して夫の本棚をみると、C.Sルイスの本がたくさんありましたが、キリスト教哲学的なシリーズがズラリ。ハードル高っと思いつつ、私のナルニアシリーズと並べてみると、ルイスの世界観が良く表されてい…

I wanna be the Monkey King!

  Monkey King といえば孫悟空。西遊記ですが、我家には色々エピソードがあってどこから書こうか悩みます。 はじまりは長女が5歳の時、たまたま地方局でやっていた堺正章主演の西遊記がテレビに映り、長女の目が釘付けに。そこで私も主人も子供の頃観ていて好きだったのでDVDセットを買って一緒に観ました(いわゆる昭和なお色気シーンのようなところが入る回もあるので先に私と主人でチェックしてい…

こんな先生に私も出会いたかった!

Thank you , Mr.Falker  by Patricia Polacco 次女は今でもよく私が気に入りそうな本を教えてくれますが、この絵本は次女が1st Gradeの時に「今日学校で読んだ本ね、はじめ悲しいけどすごく良いお話しだった。ママも好きだと思う」と教えてくれました。 さっそくすぐに次女と一緒に読んだのですが、もうママ大号泣でした。次女が引くほど(笑)今もこの記事を書くために読み…

Dr.Seuss のおもしろくて深い世界

Dr.Seuss(ドクター・スース)ほどアメリカでは誰もが知っている作家でありながら日本ではほとんど知られていないという絵本作家は珍しい気がします。アメリカの多くの小学校では彼の誕生日(3/2)にお祝いのイベントをするぐらいです。娘たちの学校でも毎年図書室の先生が代表作”Cat in the Hat”の赤と白のシマシマ帽子を被ったネコに扮して、絵本の読み聞かせをしてくれました。彼の作品はたくさんあ…

詩ってなんだろう

めの まど あけろ      谷川俊太郎ぶん   長新太え この絵本は詩集です。長女が1才から2才にかけて、良質の絵本を毎月届けてくれる童話館のぶっくくらぶに入っていました。確か長女が2才の時に配本されたものです。私自身は詩が好きですが、小さな人に抽象的な詩の表現ってどうなんだろう?と考えながらページをめくってみると…長女はたちまちこの本が大好きになりました。考えてみればこどもは独自の世界観と感性…

すごいぞ I SPY!!

I SPY Series  Photographs by Walter Wick, Riddles by Jean Marzollo 日本語でも「ミッケ!」でおなじみですね。写真の中に隠れている小物を謎かけをヒントに探します。各シリーズテーマがありストーリー仕立てのものもあります。このI SPYシリーズには本当に親子で楽しませてもらいました。わが家が初めてこの絵本を知ったのは、長女がアメリカンスク…

擬音はたのしい! 

がちゃがちゃどんどん 元永定正 著 以前赤ちゃん絵本の紹介で擬音についてお話しをしました。子どもは擬音が大好きですね。響きがおもしろいのですぐに覚えてしまいます。それに日本語は特に擬音が豊かだとも言えますね。よく日本語を勉強している英語圏の友人たちが、英語だと説明しないと伝わらないものが日本語だと擬音で表現できてスゴイ!と感心しています。 そんな擬音のイメージを絵で表現したのが、「がちゃがちゃ ど…