絵本とバイリンガル子育てのペリカン文庫

子育てを通して出会った絵本や英語の教材を紹介します。 バイリンガル教育のヒントにもどうぞ。

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Huckleを知らないなんて!

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Richard Scarry’s BEST VIDEO EVER Series by RANDOM HOUSE

Huckle といえば、このブログでも何度か取りあげているRichard  Scarryの作品のメインキャラクターのネコのハックルです。親友のLowly Worm(とってもクールなミミズ!です)とBusytownに住んでいます。

今回紹介するのはそのビデオシリーズです。RANDOM HOUSEから出ています。というより出ていました。長女の時はまだあったんですよビデオ(笑)今はわが家も含めて家庭にはないですよね。でもこれは後にDVDになったものも一時期あったと思うのですが今は売っていないみたいです。

う~ん本当におもしろくて幼児期にピッタリの内容なのに残念!でもYou Tubeにはあるようなのでぜひ観てみてください。長女はストーリーと歌を楽しんでいましたし、次女はたくさんのキャラクターが行き交う街の様子も楽しんでいました。繰り返し観ているので、もう骨の髄までしみ込んでいると言っても過言ではないような。私も未だに何かの拍子に歌やセリフが頭に浮かぶことがあります。

それぞれのお気に入りを紹介すると…長女のお気に入りはウサギのリリーが主人公の”BEST COUNTING VIDEO EVER”です。数を覚えたリリーにお父さんが今日は”Counting Day” にして1から10のものを探してごらんと勧めます。

まずはこの世に一人しかいない”There is only one of me!”から始まり、外に出ると三つ子の友達が三輪車に乗っていて、”3 friends, 3 tricycle”これで3を発見。街に出て友達のハックルと会ったりしながら10を越えて20まで探すことを目指します。

これを観ていた時の長女はちょうどリリーと同じパープルのオーバーオールをもっていたので、それを着ていつも “Tra la la, 1,2,3 come along and count with me~” とリリーの数探しの歌を歌っていました。先日長女が洋服を買いに行ってオーバーオール(今はオールインワンと言うのかな?)を買ってきたのですが、家で着て見せてくれるとき、やっぱり高校生になっても思わず歌ってました(笑)「うわっ!リリーちゃん大きくなったね!いくつまで数えたの?」と家族にしか分からないインサイドジョークでしばし盛り上がったりして。

次女が好きなのは”BEST LEARNING SONG VIDEO”でしょうね。ハックルとクラスメートがハックルの家の裏庭でコンサートを開きます。”Alphabet Song”や”If you’re happy and you know it”(幸せなら手をたたこう)などおなじみの歌もあれば、”Numbers”や”Shapes”、双子のクマが二人の違いを歌う”Opposite”songなどオリジナルの歌もたくさん。街の困ったさんのバナナゴリラにマナーを教えてあげる歌もあったりしてバラエティ豊かです。

次女はリリーちゃん(ここでも登場!)が歌う”Over, Under, Up and Down”という歌が好きでした。位置関係の歌とでも言うのでしょうか、子どもたちが公園で遊んでいて、シーソーで”Up and Down”,メイポールでぐるぐる回って”Round and round”、トンネルくぐって”Through and through”など歌でその感覚を学べて私も勉強になりました。次女はここからシーソーのことをずっと「アペダ」=up and downと呼んでいました。家族にはそれで通じていたのでそのまま結構大きくなるまで正式名を知らなかったらしく、あるときビックリした!とか。そういうことって結構下の子にはありがちな…ごめんなさいね。

そんな訳でわが家の子どもたちの幼児期を語るに欠かせないハックルなのです。そして冒頭のタイトルは、娘たち唯一のいとこである私の甥っ子が、3才にしてまだハックルを知らないということが先日判明し、思わず二人からエーッ!と出たセリフそのまま使いました。そうですねこれは一大事(笑)教えねば。