絵本とバイリンガル子育てのペリカン文庫

子育てを通して出会った絵本や英語の教材を紹介します。 バイリンガル教育のヒントにもどうぞ。

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バイリンガルに関する記事

Dr.Seuss のおもしろくて深い世界

Dr.Seuss(ドクター・スース)ほどアメリカでは誰もが知っている作家でありながら日本ではほとんど知られていないという絵本作家は珍しい気がします。アメリカの多くの小学校では彼の誕生日(3/2)にお祝いのイベントをするぐらいです。娘たちの学校でも毎年図書室の先生が代表作”Cat in the Hat”の赤と白のシマシマ帽子を被ったネコに扮して、絵本の読み聞かせをしてくれました。彼の作品はたくさんあ…

すごいぞ I SPY!!

I SPY Series  Photographs by Walter Wick, Riddles by Jean Marzollo 日本語でも「ミッケ!」でおなじみですね。写真の中に隠れている小物を謎かけをヒントに探します。各シリーズテーマがありストーリー仕立てのものもあります。このI SPYシリーズには本当に親子で楽しませてもらいました。わが家が初めてこの絵本を知ったのは、長女がアメリカンスク…

My favorite Beatrix Potter series (2)

The Tale of Squirrel Nutkin  おもしろい?かわいそう? こちらは英語版です。だいぶ色あせておりますが、それもそのはずで、私が高校生のときに母からもらったものです。でもその時は絵はかわいいけど、字が細かいし古典的で読み難く、ちゃんと読まないままでした。 それを当時2歳ぐらいだった長女が見つけて「よんで」と引っ張り出してきたので、さあ大変(?)まだ英語が分からなかった長女の…

わが家の家宝? BUSY, BUSY WORLD

BUSY, BUSY WORLD by Richard Scarry Busy Peopleでお馴染みのScarryの絵本はわが家にたくさんありますが、この本は主人が子どもの頃に読んでもらっていた年代物。あちこち結構もろくなっているので、親と一緒じゃないと開いてはいけないお約束になっていました。初版1966年(主人の生まれた翌年!)とあるので、主人がオーストラリアにいた頃に買ったと思われます。わが…

ワルへのあこがれ

No, David!   by David Shannon & ROTTEN RALPH  by Jack Gantos やっちゃいけないのは分かってる。分かってるからこそ、ほかの子がやっているちょっと困ったことを見てクスクス笑っちゃう。そんな本の紹介です。 No, David!はタイトルそのまま、やんちゃな男の子デイビッドがお母さんに「やめなさい!」と言われる様子が次から次へと描かれてい…

プラス評価の子育て The Berenstain Bears

The Berenstain Bears by Stan&Jan Berenstain ちょっとお調子者のパパベア、しっかり者のママベア、やんちゃなブラザーベアに、お茶目なシスターベアの4人(?)家族が主人公のシリーズです。各ストーリーごとに、子どもたちが生活の中でよく直面する課題をテーマにしていて、それに対して家族が知恵と愛情を持って解決していく様子が描かれています。例えば、暗闇が怖くて…

ファーストブック えいご編 その2

GOODNIGHT MOON by Margaret Wise Brown 日本語でも「おやすみなさいおつきさま」でよく知られています。ベッドに入った子うさぎが部屋にある一つ一つのものに「おやすみなさい」と言っていくという静かな絵本です。動きがないようにみえますが、だんだん部屋が暗くなっていったり、窓におつきさまがのぞいてきたり、ゆっくりとした時間の流れがあります。そんな小さな変化にも子どもは敏感…