絵本とバイリンガル子育てのペリカン文庫

子育てを通して出会った絵本や英語の教材を紹介します。 バイリンガル教育のヒントにもどうぞ。

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すごいぞ I SPY!!

バイリンガル

I SPY Series  Photographs by Walter Wick, Riddles by Jean Marzollo
日本語でも「ミッケ!」でおなじみですね。写真の中に隠れている小物を謎かけをヒントに探します。各シリーズテーマがありストーリー仕立てのものもあります。このI SPYシリーズには本当に親子で楽しませてもらいました。わが家が初めてこの絵本を知ったのは、長女がアメリカンスクールのキンダーガーデンに通い始めた時です。当時は学校まで片道一時間半かけて電車で通学していたのですが、長女は何かアクションがないと飽きてしまうタイプだったので、往復三時間の電車の中でどうしたら楽しく過ごせるかが私のテーマでした。なぞなぞやしりとり、クイズやゲームをしたり絵本を読んだりしていましたが、そんな時間にピッタリなのがこの絵本でした。大判なので二人で並んで読むのに丁度良く、二人で頭をくっつけて探しました。小物たちは実に上手に隠れています。謎かけも見事で、何のことを指しているのかな~と考えながら探し、見つけてなるほど!ということも。この本のおかげで覚えた単語もたくさんあり、子どもの(私も!)ボキャブラリーを増やして一石二鳥でした。例えばI SPYではお馴染みの”thimble”は指ぬき、”jacks”は日本でいうおはじきみたいなゲームでしょうか?私は初めて知りました。ちなみにどれが一番好きだったかを娘たちにたずねたところ、” I SPY SPOOKY NIGHT”と” I SPY CHRISTMAS”という答えでした。これには私も同感!お化け屋敷を冒険するSPOOKY NIGHTはページが進むごとにお屋敷の奥へ奥へと進んでいきドキドキしたし、CHRISTMASでは最後の謎かけで実は全ページにあるものがいた!と分かって、三人でキャーッとビックリしたのを覚えているからです。

それからわが家にはCD-ROMのゲームがいくつかあります。中でも”TREASURE HUNT”(絵本でもありますね)はベストです。本当におもしろい!海賊の伝説がある町をたずねて、I SPYをすることで隠された宝を見つけるゲームです。何度も繰り返しやりましたが、すっかり場所を覚えてしまって、子どもたちは「記憶を消去してもう一回やりたいと!」言うぐらいでした。

今はアプリ全盛なのでCD-ROMはそんなに一般的じゃないかもしれませんが、娘たちが小さい頃はたくさんCD-ROMの教材がありました。文化的に楽しみながら学習するという土壌があるからでしょうか、どれもゲームをしながら学習できて、良くできてるな~と感心させられました。ホームスクールが一般的ということもあるのでしょうね。特に次女は6才でキンダーガーデンに入るまで私と家で過ごしていたので、教材も色々使って英語の学習(と言っても本人は遊んでいたと思っているでしょうが)をしました。それについてはまた次回ご紹介します。